今話題のマインドフルネス瞑想はなにがスゴイのか?

瞑想
この記事のポイント
  • マインドフルネスは科学的に実証されたストレス対処法
  • マインドフルネスは脳の力も高める
  • いろいろあるマインドフルネス瞑想法

こんにちは!

いきなりですが、マインドフルネス瞑想してますか?

「え、なにそれ?」
「あー最近よく聞くアレね」

と思ったかもしれませんが、マインドフルネス瞑想って言葉が最近いろんなところで流行ってます。

もともとは、マインドフルネス瞑想は仏教の思想をベースにして、アメリカで精神的、肉体的にさまざまなストレスを抱えた人向けにプログラムされたストレス対処法なんですね。

Googleやマッキンゼーなんかの大企業やトップアスリートが取り入れていっきに広がりました。

で、日本でもいろんな大企業が始めてたり、ブログやYouTubeでも紹介する人が増えて、個人の間でもマインドフルネス瞑想が広がっています。

「え、宗教?あやしくない?」

と思うかもしれませんが、マインドフルネス瞑想は宗教色を取り除いて、医学的、科学的にきちんと効果が実証されている方法になっております。

かくいう僕も、言葉を知ったのが1年くらい前なんですけど、「マインドフルネス瞑想の効果がすごい!」ということを学んでから、ずっと毎日瞑想を続けていまして、その効果を実感しています。

というわけで、今回はマインドフルネス瞑想についてまとめてみたいと思います。

そもそもマインドフルネスってなに?

僕たちが普段生活している中で、いろんなことに気を取られています。

「あーあ、仕事でミスしてしまったな・・・」
「友達から言われたイヤなことが頭から離れない」
「最近、体重が増えはじめてヤバい!」

みたいな、ありとあらゆる雑念です。

こんな感情がつねに頭の中にあると、目の前のことに集中できなかったり、やる気が起きなかったりイライラしたりといったことになってしまいますよね。

そこで、「今、この瞬間」に注意を向けていくのがマインドフルネスの考え方です。

マインドフルネスっていう言葉は、マサチューセッツ大学医学部のジョン・カバットジン教授によって作られたメソッドから生まれたものです。これは、もともとは医学的な治療で治すのがむずかしい病に悩む人たち向けに考えられたプログラムでした。心臓病とか神経痛みたいな重い病ですね。

病気を治すことが目的じゃなくて、自分が今置かれている状況に注意を向けて、ただ観察するっていうのがマインドフルネス瞑想の特徴なんですね。

「え、それだけかよ!」

と思うかもしれませんが、それだけです(笑)

でも、さっきもお話しましたけど、人間っていろんな思考や感情が常にモリモリ勝手にわいてくる日常の中で生きてますよね。その中で、「今」だけに集中するってかなーり難しいんです。

ただ、不思議なことに、このマインドフルネスを高めるプログラムを8週間行っただけで、多くの患者に劇的に変化があったそうなんです。

もう治らないと思い込んでふさぎこんでいた男性が希望を取り戻したり、不安の強いむ女性の症状がやわらいだりしたそうな。

でも、マインドフルネスがこれだけ注目された一番の理由は、重い病気を患った患者だけじゃなくて、ふだん健康に生きている僕たちにもとっても恩恵のあるってところだと思います。

マインドフルネス瞑想の効果

マインドフルネスは概念的な考え方なので、それを実践する方法として瞑想があります。

この瞑想プログラムを続けるといろんな効果があると言われております。

  • ストレス軽減
  • 集中力アップ
  • やる気アップ
  • ワーキングメモリー(作業記憶)向上
  • メタ認知力(自分を客観的に見る力)アップ
  • 共感力アップ

他にも効果がまだはっきりしていないものも含めていろいろありますが、瞑想のすごいところは、

副作用がない
お金がかからない
誰でもかんたんにできる

ってところかなーと思います。

なので、本当に効果があるか分からないものもありますが、試してみる価値は大いにアリと思うワケです。とくに、以下のハーバード大学の実験の記事にあるように、一定期間瞑想を続けた人の

脳が若返った

なんてことも分かっています。灰白質っていう脳細胞が増えたらしいんです。

ハーバード大が突き止めた「年をとるほど脳が活性化する条件」 人の脳には加齢に抗する底力がある脳には年をとっても衰えない底力があることが、さまざまな研究から明らかにされている。中には、年をとるほど向上する能力もあるという。諦めるのはまだ早い。知られざる脳の可能性の最新研究報告。
ハーバード大が突き止めた「年をとるほど脳が活性化する条件」 人の脳には加齢に抗する底力がある president.jp
ハーバード大が突き止めた「年をとるほど脳が活性化する条件」 人の脳には加齢に抗する底力がある

脳は成人すると衰えばかりで昔テレビで見ましたけど、今の科学の常識ではそうじゃないんですね。

マインドフルネス瞑想の種類

マインドフルネス瞑想にもいろいろやり方がありまして、良く知られているのは、呼吸瞑想ですね。

これは、自分自身の「吸う、吐く」に意識を向けて、その動きをひたすら観察するというやり方です。いつでもどこでもできるので、僕も毎日やっています。

他には、

  • 体の部位一つ一つに意識を向けていくボディスキャン瞑想
  • 自分自身の意識を実況するヴィパッサナー瞑想
  • 自分や他者に思いやりの心を持つ慈悲の瞑想
  • 歩くことに集中する歩行瞑想
  • ヨガの動きを取り入れたヨーガ瞑想
  • 食べることに意識を集中する食事瞑想

なんてのがあります。

どれでも効果はあるようですが、僕は今のところ呼吸瞑想ひとすじですね。慈悲の瞑想も効果抜群みたいなので、もう少し勉強してチャレンジしてみたいと思ってます。ちょっとスピリチュアルっぽいのでアレなんですが。

まとめ

というわけで、マインドフルネス瞑想についてまとめてみました。マインドフルネス瞑想はなんといっても、

副作用がない
お金がかからない
誰でもかんたんにできる

ってところが魅力大なので、ぜひぜひ試してほしいなと思います。

具体的なやり方は別の記事でまとめてみようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

だいがだいが

だいが

米国催眠士協会認定(NGH)ヒプノセラピスト。 あがり症克服や目標達成サポートをメインに活動中。最新の脳科学や心理学の知見をもとに、問題解決アプローチを行なっている。

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