自己暗示文の作り方

自己暗示とは?

自己暗示とは
自分でセルフイメージ(自己像)を
望む姿に更新する方法です。

セルフイメージの更新は
催眠状態(ゾーン)に入っている時の方が
効き目が高いです。

ですが、自己暗示文を唱えるだけでも
効果はあります。

ポイントは、聴覚と視覚の記憶を使うことです。

声に出して唱えることで
耳で聞こえる記憶になります。

そして

唱えた後にイメージすることで
ビジュアルの記憶に残ります。

これを何度も繰り返すことで、
記憶としてイメージが固定されるのです。

自己暗示文の有名なものは
エミール・クーエという薬剤師が
考えたものがあります。

「毎日あらゆる面で私はますます良くなっている」

シンプルですがとても強力で
今でもさまざまな所で使われています。

暗示文作成の手順

以下の手順で暗示文を
作って行きましょう。

  1. 自分が変えたいことを調べる
    1. (あなたの変えたいことは何ですか?)
  2. そのことによって起こっている問題を調べる
    1. (何が問題ですか?)
  3. その行動をどう改善したいかを調べる
    1. (どう改善したいですか?)
  4. その行動が改善されると自分がどう良くなるか考える
    1. (その問題がなくなればあなたの人生はどんな風に良くなりますか?)
  5. 暗示文のもとになる文章を作成する(肯定的な表現で
    1. 「私の(1)が(3)になると、私の人生は(4)-1になります。そして(4)-2や(4)-3になります」
  6. 1~5の内容を実現するために必要な行動をする暗示文を簡潔に表現する

暗示文を作るときのポイント

暗示文を作る際に
いくつかポイントがあります。

  • 具体的で、現実的で、無理のないものを選ぶ
  • 自分でその実現を信じられるものにする
  • 計測可能なものにする(数字で表せるとベスト)
  • 必ず肯定的なものにする(否定の否定とならないように)
  • 現在形の文章で表す
  • 簡潔な表現にする
  • 自分にご褒美を与える
  • はじめは簡単なこと(毎日行う日課など)で成功体験を積んでいく

暗示文の例

暗示文の例として
以下のようなものがあります。

私は毎朝7時に駅まで15分歩き、駅に着いたら自分が元気になっている姿を思い描く。それを1ヶ月続けて健康な心と身体をつくる。ご褒美にマッサージに行く。

黒字の部分がポイントになっている箇所です。

自己暗示の方法

暗示文を作ったら、
毎日眠る直前に目をつぶり
10回(できたら20回)唱えます。

回数が分からなくならないように
指を折りながら数えるのがお勧めです。

暗示を唱え終えたら
暗示の内容を実行しているところを
イメージしましょう。

参考にして暗示文を作成してみてください。

TOP